誰でも3時間でできる浴室鏡の交換方法!手入れで新品状態を保つコツ

浴室鏡といえば、ヒゲを剃る、スキンケアをするといったときに欠かせないものです。しかし、長く使っていると汚れが蓄積し、映りが悪くなることが珍しくありません。

本記事を読んでいるあなたも、浴室鏡が使いづらくなり、交換を検討しているのではないでしょうか。おそらく、自分で交換するための方法を調べていることかと思います。

本記事では浴室鏡の交換手順を具体的に解説しています。今後、浴室鏡を交換しなくても済むように、普段の手入れ方法も解説しているので、参考にしてみてください。

浴室鏡を自分で交換する手順

浴室鏡の交換は決められた手順に沿って行う必要があります。誤った手順を行うと、壁などの周辺設備が破損することもあるので注意しましょう。

以下では、具体的な交換手順を項目に分けて解説していきます。

固定金具を外す

最初に浴室鏡の固定金具を外しましょう。一般的な浴室鏡はツメ金具と呼ばれるパーツが4隅に設置されています。基本的にツメ金具を外さないと、鏡を壁から動かすことはできません。

まず、鏡上部のツメ金具の隙間にマイナスドライバーを差し込んでください。通常、上部のツメ金具は軽い力で外せるようになっています。マイナスドライバーで軽く押すだけで、カンタンに外れるはずです。

ちなみに鏡下部のツメ金具は、鏡を乗せられるようにしっかり固定されています。外さなくても問題ないので、上部のツメ金具だけ外してください。

もし、上部のツメ金具を軽い力で外せない場合は無理に力を入れるのはやめましょう。鏡が割れてケガをする恐れがあります。

ツメ金具が外せない、他の特殊な金具で固定されている場合は、安全面を考えて業者に作業を依頼してください。

裏面の接着剤をはがす

上部のツメ金具が取り外せたら、次は鏡裏面の接着剤をはがす必要があります。浴室鏡は金具が破損しても壁から落ちないように、接着剤で補強してあることが一般的。金具を外すだけでは、鏡を取り外せません。

接着剤をはがすためには、ピアノ線や梱包用のPPバンドといった道具を使います。強度のある細いヒモ状の道具なら、なんでもいいでしょう。

ヒモ状の道具を用意したら、上から鏡裏の隙間に通していきます。接着剤がキレイにはがれるように、左右に動かしながら下に移動させてください。

接着剤が完全にはがれたら、鏡が壁から離れます。落ちて割れないように、細心の注意を払いながら作業しましょう。取り外した鏡は、新聞紙に包んで邪魔にならない場所に保管してください。

壁を洗浄する

次に鏡を外したあとの壁を洗浄しましょう。壁に古い接着剤が残ったままだと、新たな接着剤がうまく塗れません。洗剤や研磨剤でキレイに除去してください。

もし、両面テープ式の接着剤だった場合は、カッターナイフなどでそぎ取ると、キレイに取り除けます。誤って壁を傷つけないように、慎重に行いましょう。

壁から接着剤の残りが取り除けたら、水で洗い流してください。残った水分を乾いたタオルでふき、乾燥した状態になれば終わりです。

接着剤・接着マットをつける

壁がキレイになったら、新たな接着剤を塗りましょう。接着剤には鏡専用のものを使います。鏡専用の接着剤は、一般的なホームセンターで入手可能。両面テープ式の接着マットが、初心者でも扱いやすくておすすめです。

接着剤、接着マットが用意できたら、新しく取り付ける鏡のサイズにあわせて壁に塗っていきます。4隅と中央を固定するイメージで塗るといいでしょう。縁からはみ出ないように、少し内側に塗るのがポイントです。

新たな鏡を取り付ける

壁に接着剤を塗り終わったら、いよいよ新たな鏡を取り付けます。鏡と壁が水平になるように構え、ゆっくり下部のツメ金具に乗せてください。壁に沿わすように上からスライドさせるのがコツです。

鏡が下部のツメ金具に収まったら、鏡を壁に向かって軽く押してください。接着剤を馴染めませ、しっかり固定されたことを確認しましょう。

手を離しても問題ないほど固定されたら、最後に上部のツメ金具をはめます。以上で浴室鏡の交換作業は完了です。スムーズに作業が進めば、3時間を目安に終わるでしょう。ぜひ、試してみてください。

浴室鏡を自分で交換するときの注意点

浴室鏡を自分で交換するときは、なるべく誰かに協力してもらいましょう。鏡の交換は、誤って落としてしまうなど、ケガのリスクがつきものです。できれば、作業を補助してもらい、安全を確保してください。

とくにDIY初心者は、不慣れな作業で手元が狂いやすいです。ちょっとした油断が大きなケガにつながるため、気をつけてください。

自力で交換することに自信がないときは、無理をせず業者に依頼することも考えたほうがいいでしょう。

賃貸住宅では無断で交換ができないこともある

賃貸住宅で浴室鏡を交換するときは、事前に管理会社・大家さんに確認を取りましょう。浴室鏡は固定のために壁に穴を開けたり、接着剤を塗ったりする必要があります。賃貸の場合、内装の破損に該当する可能性があるので注意しましょう。

多くの場合、管理会社に問い合わせれば、鏡の状態によってクリーニング、あるいは交換を行ってくれます。鏡の経年劣化による交換であれば、家主が費用を負担することも多いです。

事前に問い合わせて、浴室鏡の状態を確認してもらいましょう。

浴室鏡を交換するための費用

浴室鏡の交換を検討している人は、具体的な費用が気になっているはず。浴室鏡の交換は、DIYと業者に依頼した場合で大きく異なります。以下では、具体的な費用相場を紹介するので、参考にしてみてください。

DIYで交換した場合

浴室鏡をDIYで交換したときの費用は、2,000円~1万ほどが相場です。内訳は新しく取り付ける鏡の本体価格、取り付け用の工具代となります。

ただし、鏡は価格によって品質や寿命が違う点には注意。あまりに安すぎるものはすぐにサビたり、表面が曇ったりして再び交換することになります。

できれば、予算が許す限り品質の良いものを購入とするといいでしょう。機能性が高い鏡であれば、普段の手入れもラクになります。

業者に依頼した場合

浴室鏡の交換を業者に依頼したときの費用は、1万5,000円~6万ほどが相場です。鏡の本体価格に加えて、施工料金が加わります。

ある程度、品質の良い鏡に交換してもらうならば、最低3万の予算は必要と考えたほうがいいでしょう。仮に大型サイズの浴室鏡であれば、相場よりも高額な料金がかかることもあります。

施工料金は依頼する業者によっても異なるので、なるべく複数の業者から見積もりをもらってみてください。

浴室に最適な鏡とは

浴室鏡は普通の室内に置く鏡とは違い、浴室の環境にあった性能が必要です。よく浴室には防湿鏡といわれますが、必ずしもベストとはいえません。浴室には防湿と曇り止め両方の性能が必要となります。

誤解されがちですが、防湿鏡には曇り止め機能がないことが多いです。防湿鏡は裏面や縁などが腐食しないように、湿気に強い素材を使ったもの。丈夫さはありますが、湯気による曇りは防げないため、使い勝手としてはイマイチです。

曇り止めを防止する鏡もありますが、効果が長く続かないことがデメリット。最も浴室に適しているといえるのは、防湿鏡に曇り止めフィルターを貼ったものです。

曇り止めフィルターを使えば、曇り止め防止鏡とは違い、効果が弱くなったタイミングで貼り変えることができます。防湿鏡に貼れば、湿気対策もできるため、長くキレイな状態を保てるでしょう。

メンテナンス性と使い勝手を考えるなら、ぜひ防湿鏡に曇り止めフィルターを貼ったものを使ってください。

浴室鏡はオーダー製作が可能

浴室鏡を含め、鏡はメーカーにオーダーして作ってもらうことが可能です。自宅の浴室用に設計してもらえるため、量産品よりも使い勝手が大きく向上します。

たとえば、浴室鏡のサイズを変えたい人におすすめです。量産品では浴室にちょうどいいサイズが見つからないことがあります。オーダー製作なら、細かなサイズ指定に応じてくれるため、理想のサイズを手軽に入手可能です。

現状の浴室鏡のサイズ、使い勝手に不満がある人はオーダー製作を検討してみてください。

古い鏡の処分方法

浴室鏡の交換は新品の鏡を取り付けるだけでは終わりません。古い鏡を処分する必要があります。以下では、鏡の処分方法を2通り解説していくので、参考にしてみてください。

自治体に回収してもらう

鏡の処分方法として真っ先に考えられるのが、自治体に回収してもらうことです。鏡は一般的に不燃ゴミ、あるいはガラスゴミとして扱われます。大きな鏡であれば、粗大ゴミ扱いになるケースも。

必ずお住まいの自治体のルールに沿って捨てましょう。 適当に捨てると、回収してもらえずトラブルになるので注意してください。

また、鏡はなるべく補強して捨てましょう。とくに割れている鏡は、破片で作業員がケガをしてしまうこともあります。ガムテープで補強したり、新聞紙に包んだりして安全を確保してください。

できれば割れ物の目印をつけておくと、より親切でしょう。鏡を捨てるときは、マナー意識が重要となります。

廃品業者に回収してもらう

2つ目の方法は廃品業者に鏡を回収してもらうことです。とくに粗大ゴミ扱いになる大きな鏡の処分に適しています。

粗大ゴミは多くの自治体で有料回収です。廃品業者に回収を依頼すれば、無料で処分ができる可能性があるのでおすすめです。

廃品業者であれば、鏡と一緒に他のいらないものも回収してくれることもあります。捨てるに捨てられなかったものを処分するいい機会になるでしょう。

鏡を処分するときは、ぜひ近隣の廃品業者に問い合わせてみてください。

浴室鏡を交換する前に自分で清掃してみよう

浴室鏡は汚れ具合によっては、自分で清掃できることがあります。浴室鏡が汚れで困っている人は、以下の方法を試してみてください。新品同様の状態に戻れば、交換費用を負担せずに済みます。

お酢・クエン酸で水垢を落とす

軽い水垢は、お酢・クエン酸といった酸性の液体で落とすことができます。水垢はアルカリ性に該当する汚れ。酸性のものに触れれば中和され、柔らかくなります。

まず、お酢あるいはクエン酸と水を1:1で割りましょう。割った液体をスプレーボトルに入れ、鏡に吹きかけます。全体がまんべんなく湿ったら、鏡をラップで覆いフタをしてください。

ある程度、時間が経過したらラップを外し、タオルなどで磨きましょう。汚れが落ちたのを確認したら、仕上げに水で洗い流してください。あとは再びタオルでふいて終わりです。

ラップでフタをしている間は完全にフリーなので、他の掃除の合間に行うといいでしょう。

ひどい汚れには重曹が効果的

酸性の液体を使っても汚れが落とせないときは、重曹を使って磨きましょう。重曹には研磨作用があるため、固まった汚れでも落としやすくなります。

まず、水と重曹を混ぜた洗浄液を作りましょう。水100mlに対して、重曹小さじ2分の1あたりが目安。洗浄液を作った後の手順は、お酢・クエン酸を使ったものと同じです。

スプレーボトルで鏡に吹きかけ、ラップでフタをしてください。時間が経過したらラップをはがし、タオルなどで磨きます。たいていの汚れであれば、ほぼ完全にキレイになることでしょう。

お酢・クエン酸が効かなかったときに試してみてください。

重曹がない場合は歯磨き粉で代用

もし、重曹が自宅にないときは歯磨き粉で代用することができます。歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、重曹のように固形化した汚れに効果的です。ただし、お酢や重曹のようにラップでフタをして放置とはいきません。

具体的な方法は、キッチン用ナプキンに歯磨き粉をつけて磨くことです。歯磨き粉の量は歯を磨くときと同量。歯磨き粉が鏡全体に薄く広がるように、優しく磨いていきます。

力を入れすぎると、研磨剤で逆に表面が傷ついてしまうので注意してください。すべりが悪ければ、事前に鏡を水で濡らすといいでしょう。

磨き終わったら、あとは水で洗い流せば完了となります。歯磨き粉が中途半端に余ったときの使い道としてもおすすめです。

普段の手入れには新聞紙が使える

普段のカンタンな手入れには新聞紙を使うのがおすすめです。新聞紙のインクには油分が大量に含まれています。新聞を使って鏡を磨くことで、表面の油汚れを落とすことが可能です。

まず、適度なサイズに折りたたんだ新聞紙を水で濡らし、鏡を磨きます。力を入れすぎると、新聞紙が破れてカスが散乱してしまうので注意しましょう。

全体の汚れが目立たなくなったら、次は乾いた新聞紙で磨きます。湿気を取り除くように磨けば、曇りもキレイになっていきます。

毎日の入浴後や、朝の空いた時間に新聞紙で磨けば、汚れの付着を最低限に抑えることができるでしょう。

浴室鏡の汚れを防止する方法

浴室鏡を長くキレイに使い続けるには、日ごろの手入れが重要です。以下では、浴室鏡の具体的な手入れ方法を解説していきます。

石鹸・シャンプーは必ず洗い流す

浴室鏡の手入れで最も重要なのは、入浴中に付着した石鹸・シャンプーを洗い流すことです。石鹸・シャンプーに含まれる油分は、鏡の表面で固形化します。油汚れのため、長く放置すると落としづらくなるので気をつけてください。

とくに泡立ったものではなく、ボトルから直に飛び散った石鹸・シャンプーは念を入れて洗い流しましょう。水圧が弱いと、そのまま鏡の表面に残っていることがあります。

水で流したあとは、手で触れるなどして、落ちてない石鹸・シャンプーがないか必ず確認してください。

入浴後は鏡の水滴をふく

石鹸・シャンプーを流し終わったあとは、乾いたタオルなどで鏡の表面の水滴をキレイにふいてください。水道水には、水垢の原因となるミネラルが含まれています。

水滴を放置したままだと、水分が蒸発し、ミネラルだけが残留。最初は目で見てもわかりませんが、分厚く蓄積すると、白い水垢となって目立ってしまいます。鏡の映りも悪くなるので、放置は禁物です。

よくあるのは浴室の換気扇で済まそうとすること。浴室の湿気を逃がしても、鏡の表面にはミネラルが残ったままになります。鏡の表面の水分はしっかりふき取るようにしてください。

定期的に水垢防止スプレーを使う

浴室鏡には定期的に市販の水垢防止スプレーを使いましょう。水垢防止スプレーは水垢が付着しないように、鏡の表面をコーティングするものです。1回の使用で、一定期間、水をはじいてくれます。

水垢防止スプレーを使うのと、使わないのでは汚れの付着具合は雲泥の差。普段の手入れもラクになるでしょう。

水垢防止スプレーは一般的なホームセンターで購入することができます。浴室鏡の手入れ用にぜひ使ってみてください。

浴室鏡は交換後の手入れが重要

浴室鏡の交換手順、費用などを解説してきました。自宅の浴室鏡が汚れて困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

浴室鏡を交換したあとは、日常的に手入れを行いましょう。常に鏡をキレイに保っていれば、今後は浴室鏡を交換する必要がなくなります。習慣的に手入れをするように心がけてください。