カーペットの張り替え前に必要な知識を紹介!相場はどれくらい?

カーペットを長年使っていると、汚れが目立ったり、見た目がボロボロで見栄えが悪くなってきてしまいます。だが張り替えるとなるとどういった手順を踏むんだろう?費用はいくら?と様々な悩みが浮かんでくると思います。

この記事ではカーペットの張り替えの相場や注意点、新しいカーペットの選び方を解説していきます。カーペットの張り替えを検討している人はぜひ参考にしてください。

カーペット張り替えの最適時期

まず、最適なカーペットの張り替え時期を説明していきます。張り替え時期を迷っている人は、ぜひ目安にしてください。

シミや汚れが目立ってきたら

年数に関係なく、シミや汚れが目立ってきたら張り替え時期です。特に古い汚れはカーペットに染み込んで、掃除をしてもなかなか綺麗になりません。生活していてもカーペットのシミや汚れはよく目について、不快に感じることもあります。

またカーペットのすぐそばにベランダや庭がある場合は、雨や土の汚れが付きやすくなっています。その汚れは将来、カビやダニの原因となるかもしれません。カーペットの縁も汚れていないか見てみましょう。

張り替えの目安は5~6年

シミや汚れがない場合は、5~6年を張り替えの目安にしましょう。 5~6年経つと、カーペットの毛並みがどうしても悪くなってしまいます。加えて、長年の見えない汚れもたまっているので健康への影響も心配です。

特に犬や猫などのペットを飼っているお家では、カーペットの傷みの進行が速くなります。カーペットの使用年数を確認してみてください。

カーペット張り替えの相場

次はカーペットの張り替えにかかる費用を説明していきます。相場はもちろんのこと、費用が変わる原因についても説明していくので、費用が気になる人はぜひご覧ください。

相場は4~8万円

6畳のカーペット張り替え相場
4~8万円

カーペット張り替え工事の相場は、6畳で4~8万円となっています。ただし張り替えにかかる費用は本当に様々で、部屋の広さによって数万円から数十万円まで及ぶ場合もあります。

またカーペットだけでなく、カーペット下のフェルトも交換する際は価格が上がります。フェルト交換はフェルトの状態によるので、工事のときに確認してもらいましょう。フェルト交換の相場は1平方メートルあたり約600円~です。

カーペットの素材・機能によっても価格は変わる

カーペットの張り替えの際に、見落としがちでも費用に大きく関わっているのがカーペットの種類です。カーペットの素材・機能によって、数十万円かかってしまうこともあります。

好みの素材や、防音効果・防臭効果などの機能を選びながら、価格にも注意しましょう。カーペットの選び方については、後ほど説明していきます。

張り替えを依頼する前に注意すること

続いて、張り替えを依頼する前に注意することを紹介していきます。さっそく依頼して張り替えてもらったけれど後から問題が起きてしまったと、いうことがないように気をつけましょう。

大家さんに確認

賃貸住宅に住んでいる人は必ず大家さんに確認が必要です。お互いに後から予想外なことがないように、「リフォームをする」ではなく「カーペットを張り替える」と伝えておくと安心です。

何も言わずに張り替えてしまうと、退去する際に原状復帰の費用を請求される可能性があります。長年住んでいるからと言って、勝手に張り替えないように注意しましょう。

管理規約に注意

分譲住宅に済んでいる場合は管理規約に注意します。分譲住宅のリフォームは自由であると思われがちですが、管理規約が存在するはずです。騒音トラブルや床の張り替えについての記載があります。

もし規約違反となってしまうと、再度カーペットの張り替えを迫られるかもしれません。また分譲マンションの場合、階下の人の承諾が必要な可能性もあります。

業者に依頼するメリット

次は業者にカーペットの張り替えを依頼するメリットを説明していきます。業者に依頼するメリットを知りたい人はぜひご覧ください。

短時間で仕上がる

業者に依頼すると、短時間でカーペットを張り替えてくれます。お家や部屋の大きさにもよりますが、最短で半日ほどです。多くの場合、長くかかっても1日あれば張り替えは完了します。

もし自分でカーペットを張り替えるとなると、不慣れなことで非常に時間がかかってしまいます。1日で終わらず、その後の生活に支障が出かねません。

仕上がりがきれい

当然かもしれませんが、業者に依頼するときれいに仕上がります。やはり職人さんは毎日のようにリフォーム作業をしていますから、どのような事例の場合でもスムーズかつきれいに作業してくれます。

自分で張り替えると、仕上がりには期待できません。不慣れな道具で不慣れなことをしようとすると、きれいに仕上げるのは簡単ではありません。張り替え後また何年も生活するわけですから、仕上がりはこだわりたいところです。

業者に依頼するデメリット

続いては、業者に依頼するデメリットを解説していきます。業者に依頼するデメリットを知っておきたいという人は参考にしてください。

工事開始までに時間がかかる

業者に依頼すると、工事開始までに多少の時間がかかってしまいます。なぜなら、現地調査や見積もりなどの下調べが必要であるからです。現地調査となるとお互いの予定合わせもあるので、予想よりも張り替え工事は遅くなってしまうかもしれません。

しかし工事開始までに時間がかかるのは、張り替え依頼者の要望をできるだけ反映させたいからです。きれいに張り替えたい、可能な限り安価に、現地の状況に最適に、などを考慮しているとどうしても時間がかかる場合があります。

費用が高い

やはり業者に張り替えてもらうと、高い費用がかかります。カーペットの張り替え相場は4~8万円ですから、決して安い買い物ではないですよね。高い費用のことを考えると、張り替えを見送りがちです。

そこで張り替えをできるだけ安く済ませるには、複数の業者に見積もってもらうのが良い方法です。複数の業者に見積もりを依頼することで、条件や費用によって業者を選択できます。また複数の業者が同様の価格であれば、高い費用を請求されていないことを確認できます。

カーペットの張り替え方法は2種類

続いて、カーペットの張り替え方法を解説していきます。カーペットの張り替えと一言で言っても、2種類の方法があります。

重ね張り

方法の1つは、重ね張りという方法です。重ね張りは現在敷いているカーペットの上から新しいカーペットを重ねて張る方法です。工事が簡単になるので、費用が比較的安価になります。

しかしカーペットの上から重ねると床の厚さが増し、他の部屋との行き来の時に不便に感じる場合があります。また、カーペット下のフェルトの状態がわからないことが心配です。

張り替え

もう一つの方法が張り替えです。張り替えは現在敷いているカーペットを剥がしてから、新しいカーペットを張る方法です。重ね張りと比べると、張り替えはカーペットを剥がす手間と処分する手間がかかるので、費用は高めになります。

一度カーペットを剥がすので、カーペット下の劣化の状況が確認できて安心です。また重ね張りと違い、床の厚みもほとんど変わらないので張り替え後の不便さはないでしょう。

張り替え工事の流れ

次にカーペット張り替え工事の流れを説明していきます。さっそく工事になった際に、どのような作業が行われるのか把握しておきましょう。基本的には次の4手順で張り替えられます。

  1. 現在のカーペットを剥がす。
  2. 下地のフェルトの状態を確認して、必要があれば交換する。
  3. 新しいカーペットを固定する。
  4. 余った部分をカットする。

下地のフェルトの劣化が激しい場合は、フェルトも剥がして新しいフェルトを敷いていきます。また重ね張りのときは、3手順目の「新しいカーペットを固定する。」からの作業になります。

カーペットの選び方

最後に新しく張るカーペットの選び方について紹介していきます。カーペット張り替えのついでにカーペットの種類も変更して気分を変えたい、という人はぜひご覧ください。

素材で選ぶ

まず、カーペットの主な素材を紹介していきます。素材はカーペットの肌触りに関わるので、重要視したい要素の1つです。しかし素材によってカーペットの費用は大きく変わるので、こだわりと費用のバランスを考えながら選びます。

ナイロン

ナイロンは摩耗に強く、速乾性のある素材です。無駄毛も出にくいので長く使いたい人にオススメです。ただし紫外線に弱いため、日光が良く当たる場所は避けましょう。価格は化学繊維の中では高めです。

ウール

ウールは自然素材で環境に優しく、冬は暖かく夏は涼しい素材です。水分をはじきやすく燃えにくいことも魅力です。しかし染色しづらいので、色は白やベージュなどの落ち着いた色が多く、価格も高めとなっています。

アクリル

アクリルは色あせしづらく、乾きやすい素材です。摩擦やひっぱりへの強度が強く、虫や菌などの影響も受けづらくなっています。ただし熱に弱く、価格が高いことがデメリットです。

ポリプロピレン

ポリプロピレンは水に浮くほどの軽さで、柔軟性があり摩擦に強い素材です。価格が非常に安価であるので、費用を抑えたい人にはオススメです。しかし肌触りが硬いことと、熱に弱いことが弱点です。

ポリエステル

ポリエステルは価格が安く、最も多く流通している化学繊維素材です。現在では技術の進歩で、自然素材のような肌触りを出すことができます。染色性の高さ、無駄毛の少なさを見ても優れていて、メリットの多い素材です。

コットン

コットンは熱に非常に強く、天然繊維で環境に優しい素材です。肌触りも良く、さらに天然繊維の中では比較的安価です。しかしコットンは縮みやすく、日光が当たると変色しやすいことが弱点です。

機能で選ぶ

次は、カーペットの主な機能を紹介していきます。カーペットは少なくとも数年使うので、機能面も重視したいところです。ぜひ参考にしてください。

防音加工

クッション性で音を吸収・緩和するように施されているのが防音加工です。マンションに住んでいる人や子供の足音が気になる人にオススメです。さらにクッション性が高いので足を守ってくれます。

防ダニ加工

ダニをできるだけ寄せ付けないように加工されているのが防ダニ加工です。ダニは日頃の食べこぼしや落ちた髪の毛から繁殖が広がります。子供やペットの健康を大事にしたい人にオススメです。

防菌加工

菌の繁殖を抑えるような加工が防菌加工です。カーペット上にはホコリやゴミが多く、菌の温床となっています。そのため、こまめに掃除をしないと菌が増えていきますが、防菌加工されていれば掃除の頻度を抑えることができます。

防臭加工

タバコ臭やアンモニア臭などの生活で発生する臭いを、解決するよう施されているのが防臭加工です。日頃の匂いが気になる人や、臭いの健康への影響が気になる人にオススメです。

防炎加工

万が一火事が起きたときに、燃え広がりにくい加工が防炎加工です。キッチンの近くにカーペットを張ることを考えている人にオススメです。選ぶ際は消防法に基づいた防炎加工であるか確認しましょう。

タイルカーペットもあり

タイルカーペットは小さな正方形のカーペットで、何枚も敷き詰めるように張っていきます。タイルごとに色を変えられるのでデザイン性があります。さらにカーペットを汚しても、汚れた部分だけ張り替えれば良いので、将来のことを考えるとお得です。

ただしタイルカーペットはずれや隙間ができると、汚れがたまってしまいます。またカーペットの中では肌触りが硬めであるので、優しい肌触りが好みの人には合わないかもしれません。

タイルカーペットはデザイン性を重視して、お家をおしゃれにリフォームしたいという人にオススメです。気になる人は業者に相談してみてはいかがでしょうか。

カーペットは迷ったら張り替えよう

今回はカーペット張り替えの相場や注意点などを解説していきました。カーペットの張り替えは、お家の雰囲気も住んでいる人の心も一新します。カーペットの汚れが気になる、お家の雰囲気を変えたいという人は検討してみてください。

しかし、カーペット張り替えにかかる費用は決して安くありません。カーペットの素材や機能にこだわると、より価格は上がってしまうことを覚えておきましょう。

費用を抑えたいときは複数の業者から見積もることが大切です。複数の業者に見積もってもらうことで比較でき、要望により合う工事を行えます。ぜひ参考にしてください。