庭をアスファルトで舗装する際の費用と基本情報

庭を舗装する方法はさまざまありますが、中にはアスファルトを選ぶ方もいます。実際にアスファルトで庭を舗装した場合、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。この記事では、庭をアスファルトで舗装する歳の費用やメリット・デメリットなどについて紹介します。庭を舗装しようか考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

アスファルトってどんなもの?

アスファルトとは、原油の中に含まれる炭化水素類の中で一番重たいもののこと。天然アスファルトや石油アスファルトの2種類に分かれていますが、基本的に日本では石油アスファルトのことをアスファルトとして呼ばれています。

天然アスファルトの特徴

天然アスファルトは、レイクスアスファルトやロックアスファルトなどが含まれる種類です。昔から使われてきたものであり、エジプトのミイラにもアスファルトが使われていました。

天然アスファルトはミイラ以外にも使われており、バベルの塔やノアの方舟といった旧約聖書での有名な話にも登場しています。このように歴史的に見ると、天然アスファルトは古来よりなじみのある素材として使用されてきたことがわかります。

石油アスファルトの特徴

現在では主流となっているアスファルトです。原油を生成して作られる石油アスファルトは、製造過程の違いでストレートアスファルトとブローンアスファルトに分かれます。どちらとも主に使われる場所が異なっており、ストレートアスファルトは道路舗装で使われ、ブローンアスファルトは目地や防水用として使われています。

アスファルトで舗装する際の流れ

まず、施工するエリアを必要な深さに合わせて掘削。この際、地盤が弱い場合には補修を行います。その後、掘った場所に砕石を敷き詰めて路盤を形成し、タイヤローラーやロードローラーなどで転圧。アスファルトを敷き詰めた後に、空気を抜く目的で転圧をすれば完成です。

アスファルトの舗装では、転圧が非常に重要。きちんとしていなければ歪みやひび割れといったトラブルが起きてしまいます。また、転圧機が必要になることから気軽にDIYしづらく、無理して自分でするよりは業者に依頼したほうがおすすめです。

アスファルト舗装の費用ってどのくらい?

アスファルトの舗装は、1平方メートルあたり3,000〜5,000円かかります。ただ、運搬費や諸経費などもあることから、具体的な費用は各業者で異なります。もしきちんとした料金が知りたいのであれば、見積もってもらいましょう。

アスファルト以外の舗装も検討している場合

冒頭で述べたように、アスファルト以外にも砂利や人工芝などの舗装方法があります。もし他の塗装方法と比較しながら決めたいのであれば、以下のリンク先をチェックしてみてください。

アスファルト以外の舗装が知りたい方はこちら

プロが教える!庭の舗装種類と価格相場

庭をアスファルトで舗装するメリット

いくつもある舗装方法の中でも、アスファルトにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット①雑草が生えない

「雑草が邪魔で…」や「雑草を処理するのが面倒…」などの悩みは、庭を管理する上でよくあるもの。雑草は庭の雰囲気を壊してしまう邪魔者であるとはいえ、毎回のように処理するのは嫌になってくるはずです。アスファルトはそのような雑草対策として有効的であり、雑草処理の手間を減らせます。

メリット②静音性が高い

アスファルトは静音性が高いことから、庭を駐車場にしたい時にも向いています。そもそも、アスファルトは道路で使われることが多いもの。仮に他の舗装方法であれば、砂利だとタイヤが動くたびに音が出てしまい、人工芝だと劣化しやすくなります。

メリット③水はけが良い

アスファルトは水はけが良く、水たまりができにくいです。そのため、雨水が溜まってしまって歩きにくいという悩みを抱えている方にもおすすめ。アスファルトで舗装することで、水はけが悪い庭を改善できます。

メリット④簡単に補修できる

ひび割れや穴などを見つけた場合でも、簡単に補修できます。簡易的なものであればDIYでも可能であり、ホームセンターやネットショップなどで必要なものを購入できます。YouTube上でも補修方法が紹介されているため、参考にしながらチャレンジしてみましょう。

もちろん、あくまで簡易的な措置であるため、ひどい場合には業者へ相談しましょう。表面を削って新しいアスファルトを敷いた上で転圧するといった方法であれば、1平方メートルあたり3,000〜5,000円が相場で、舗装費用と同じと考えてもらって問題ありません。

庭をアスファルトで舗装するデメリット

残念ながら、アスファルトの舗装にはデメリットもあります。舗装後に後悔しないためにも、メリットと一緒にデメリットも読んでおきましょう。

デメリット①熱くなりやすい

アスファルトは熱くなりやすく、夏場であればやけどするほどまで上昇してしまう可能性があります。そのため、子供やペットがいる家庭にはおすすめできません。裸足で楽しめるような庭にしたい場合は、地面が熱くなりにくいような舗装にしてみましょう。

また、熱に弱いが故にタイヤの跡が残りやすいというデメリットも。古い道路で大量のタイヤ痕が残っている場合がありますが、これはアスファルトの欠点によって残ってしまったものです。

デメリット②耐久性が低い

アスファルトは耐久性が低く、寿命も短いです。ひび割れや穴といったトラブルも起きやすいため、定期的にトラブルが起きていないかチェックしておかなければなりません。ただ、なにか問題が起きた場合は簡易的な補修ができることから、メンテナンスがしやすいという人気もあります。

デメリット③おしゃれな雰囲気が無い

アスファルトは、人工芝やインターロッキングブロックと比べるとおしゃれな雰囲気がありません。駐車場にするだけであれば気にしないかもしれませんが、「洋風な庭にしたい!」といったこだわりがある方には不向きです。

デメリット④一般だとマイナー

アスファルトは他の舗装方法と比べて、一般向けではありません。デザイン性の無さや色が変えられないことなどを理由に、駐車場に用いられることはあっても庭に用いられることは少ないです。

アスファルトとコンクリートとの違いとは?

コンクリートはアスファルトとよく比較される舗装方法ですが、どのような違いがあるのでしょうか。自分に合った舗装方法を見つけるためにも、ここでは双方の違いについて紹介します。

コンクリートとの違い①原料

そもそも、アスファルトとコンクリートは原料から異なります。アスファルトは原油の中に含まれる炭化水素類の1つであるのに対し、コンクリートはセメントに砂や水を混ぜて作られるものです。

コンクリートとの違い②相場

アスファルト舗装の相場は、上記で紹介したように1平方メートルあたり3,000〜5,000円。一方のコンクリートは、1平方メートルあたり8,000〜10,000円が相場です。安さ重視であれば、アスファルトのほうが安いことが分かります。

ただ、耐久性のことを考えるとコンクリートのほうが安くなってしまうケースも。環境次第なところもありますが、耐久性を重視するのであればアスファルトよりもコンクリートのほうが向いています。

コンクリートとの違い③使われている場所

アスファルトとコンクリートは、機能性の違いから主に使われている場所が異なります。アスファルトの場合、静音性があることから道路の舗装に用いられています。走行時の音を減らせる上に、継ぎ目もありません。

コンクリートは、アスファルトよりもさまざまな場所で用いられています。建造物や駐車場はもちろんのこと、アスファルトと比べて薬品やガソリンなどにも強いことから、自動車整備工場やガソリンスタンドでもコンクリートが採用されています。

アスファルトとコールタールの違い

アスファルトと間違われやすいものとして、コールタールが挙げられます。一緒のようなものに思えるかもしれませんが、こちらにも違いがあります。

コールタールとの違い①原料

コールタールは石炭を乾留する際に生成される油状物質であり、アスファルトとは異なります。その上、コールタールには発がん性物質が含まれており、国際がん研究機関が発表している発がん性リスクにも含まれています。

コールタールとの違い②使われている場所

コールタールは、木材の防腐剤やトタン屋根の塗料など使われていました。しかし、コンクリートの普及や発がん性物質の発見によって、現在は昔と比べてそこまで使われていません。

アスファルトの掃除方法

せっかくアスファルトで舗装したならば、できる限り綺麗に保ちたいですよね。そこで、ここではアスファルトの掃除方法について紹介します。

高圧洗浄機を使う

アスファルトの汚れは、高圧洗浄機を使ってみましょう。スムーズにアスファルトの汚れを取り除いてくれます。高圧洗浄機はアスファルトだけではなく、車や網戸、外壁などの掃除にも使えるため、持っていても損しないアイテムです。

専用クリーナーを使う

高圧洗浄機ではなく、専用のクリーナーを使って掃除する方法もあります。特にオイルが溢れてしまった場合、アスファルトに跡が付いてしまいます。そのような時に、専用のクリーナーが用いられます。

自分に合った理想的な業者の見つけ方

舗装してくれる業者は数多く、どこが良いのか迷ってしまうかもしれません。なんとなくで選んでしまえば、満足できない結果で終わってしまう恐れがあります。そこで最後に、自分に合った業者の見つけ方を紹介します。

複数の業者に見積もってもらう

1つだけに相談するのではなく、複数の業者に見積もってもらいましょう。そうすることで、各社の特徴や費用を比較できます。ついつい安さばかり重視してしまうかもしれませんが、安くしているがゆえに施工の質が悪いケースも考えられます。だからといって、高いから必ず満足できる結果が待っているとも限りません。

この際、費用面と一緒に担当者のこともチェックしてみましょう。お客様重視であれば、あなたの要望や予算を汲み取った上で提案してくれます。あまり相性が会わなければうまく話し合いができないため、他の業者を検討してみると良いでしょう。

相談時に実績を見せてもらう

業者を探す際には、実績も大切です。これまで何度もアスファルト舗装をしてきた業者であれば、これまで培ってきた経験や知識を活用して作業してくれます。業者によっては、その時の写真や映像をサンプルとして見せてくれるかもしれません。どのような施工なのかイメージしやすくなるため、ぜひ見ておきましょう。

大手と地元はそれぞれメリット・デメリットがある

「大手と地元、どっちが良いの?」と思っている方がいるかもしれませんが、双方ともメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
大手業者・知名度がある
・しっかりとしたアフターケアや保証
・実績が多い
・高い
・担当者から現場への情報伝達が遅い
地元業者・地元のことをよく知っている
・安い
・現場への情報伝達が早い
・急な案件にも対応
・アフターケアや保証にバラツキがある
・優良な業者を見つけにくい

大手業者の場合、実績が多い上にアフターケアや保証がしっかりしています。そのため、万が一のことが心配な方に向いているでしょう。ただし、費用が高いことからコスト重視の方には不向きです。

一方で地元業者であれば、地元の環境に適した提案で安く済ませられます。急な案件にも対応してもらえることも地元業者のメリットですが、反対にアフターケアや保証の手厚さが業者次第であったり優良な業者を見つけにくかったりなどのデメリットがあります。

ネットだけの情報に頼らず、直接相談してみる

仕事の休憩時間や寝る前などでも、ネットを使って簡単に業者のことを調べられます。しかし、それだけで選ぶのは危険です。なぜなら、ネット上には良いことしか書かれていないため。基本的に自社の欠点となるようなことは書かれていないことから、ネットの情報だけで自分に合った業者かどうか見極めるのは困難です。

だからこそ、直接業者に相談してみましょう。ネットには書かれていないような情報を教えてくれることもあるため、業者選びの参考情報として大いに役立ちます。

アスファルトで庭を舗装してみよう!

今回はアスファルトの舗装費用やコンクリートとの違いといった、アスファルトの基本情報について紹介しました。アスファルトの舗装にはメリット・デメリットがあるため、しっかりと考えた上で判断してみてください。