庭をコンクリートで舗装する上での基本情報

「雑草だらけで見た目が悪い…」や「思い切って庭を駐車場にしたい…」という庭への悩みを抱えているのであれば、コンクリートで舗装してみるのはどうでしょうか。この記事では、庭をコンクリートで舗装するメリット・デメリットや費用などの基本情報について紹介します。庭を舗装しようか悩んでいる方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

コンクリートで舗装するメリット

コンクリートで庭を舗装するメリットとしては、主に3つ挙げられます。それぞれどのようなものなのでしょうか。

洒落た見た目

コンクリートで舗装することにより今風な見た目の庭となります。何もしていない庭の場合、雑草が生えていたり地面がデコボコしていたりなど、どうしても見た目が悪くなってしまうもの。

しかし、コンクリートで舗装することでそのような問題を解決し、洗練された雰囲気を演出してくれます。

駐車場の増設を検討している方

「思い切って庭を駐車場にしたい!」という方にも、コンクリートの舗装がおすすめです。当たり前のことですが、車はかなりの重量があります。大きい車の場合は、1トンほどの重さがあるでしょう。もしただの土であれば、雨の日にぬかるんで駐車するのが大変になってしまうかもしれません。

コンクリートは非常に頑丈なものであるため、大きな車を駐車しても問題ありません。ぬかるむこともないため、雨の日でも快適に駐車できます。

なお、駐車場として使える舗装方法としてコンクリート以外にアスファルトがあります。庭の舗装としてはマイナーですが、静音性があることから道路や駐車場の舗装にも使われています。もう少し詳しく知りたい方向けにアスファルトの舗装に関する記事も用意されているので、ぜひそちらも読んでみてください。

雑草が気になる

コンクリートで舗装することにより、雑草が生えにくくなります。庭を管理する上では、雑草の処理が大変です。放置していれば見た目の悪い庭になってしまいますが、だからといって毎日処理するためにはある程度時間を用意しなければなりません。仕事や家事などで忙しい方にとっては、雑草の処理を行うための時間がなかなか用意できないでしょう。

コンクリートの場合は雑草が生えにくくなるおかげで、そのような大変な作業から開放されます。土や泥で汚れてしまっても、ブラシや高圧洗浄機を使うことで綺麗にできます。

コンクリートで舗装するデメリット

スタイリッシュな雰囲気や駐車場としても使えることなど、コンクリート舗装にはいくつかのメリットがあります。ただ、デメリットがあることにも注意しなければなりません。一体どのようなことがデメリットなのでしょうか。

殺風景に思えてしまう

コンクリートの舗装はスタイリッシュに見える反面、人によっては殺風景に思えるかもしれません。例えば、レンガや砂利を使っておしゃれな西洋風の庭を目指したい方にとっては、ただのコンクリートはどうしても理想とかけ離れてしまいます。

といっても、コンクリートはさまざまな方法でおしゃれな雰囲気を目指せます。他の舗装方法と組み合わせてみたりプコンクリートに色をつけてみたりなどがあるため、それらをチェックした上でコンクリートの舗装を検討してみるのも良いでしょう。もしさらに知りたいのであれば、以下の記事を読んでみてください。

コンクリートの庭をおしゃれにしたい方はこちら

おしゃれな庭に舗装する時にチェックすべき3つのポイント

夏は暑くなってしまう

コンクリートは、土や芝生と比べて照り返しがきつい上に熱くなりやすいです。そのため、日差しが強い夏は快適に庭で過ごせません。裸足でコンクリートを歩けば火傷してしまう恐れもあることから、子供やペットがいる家庭にはおすすめできない舗装方法です。

簡単に撤去できない

コンクリートで舗装してしまうと、別の舗装に変更するのが非常に難しくなります。撤去してもらう際は業者に依頼しなければならず、その分の費用もかかります。状況次第では、舗装した時よりもお金がかかってしまうかもしれません。簡単に変更できない舗装方法ですので、コンクリートでの舗装は慎重に考えた上で決めましょう。

コンクリート舗装の費用と施工期間

コンクリートで庭を舗装する場合、1平方メートルあたり10,000円ほどかかります。具体的にはコンクリートの流し込み作業で8,000円ほど、その他の作業で2,000〜3,000円です。あくまで相場ですので、細かい費用に関しては業者によって異なります。だからこそ、必ず見積書をチェックしておきましょう。

コンクリート舗装はその日のうちに終わるものではありません。数週間かかってしまうこともあるため、できる限り早めに舗装してもらいたい方には向いていません。施工の流れとしては、掘り下げた地面に砕石を敷き詰めて固めます。その後、型枠と強度向上目的のワイヤーを設置してコンクリートと流し込み、しっかりと乾燥させて完成です。

DIYでコンクリート舗装できるの?

DIY好きな方にとって、自分で庭を舗装したいと思うかもしれません。しかし、実際に自分で舗装することはできるのでしょうか。この項目ではDIYでのコンクリート舗装について紹介します。

可能だが、準備が大変

DIYでコンクリートを舗装することはできますが、準備が大変です。生コンクリートや基礎砕石はもちろんのこと、それらを混ぜるための練り舟やワイヤーなどが必要。気軽にできるものではないため、DIY未経験者には向いていません。

どのような流れで進めていくの?

流れ自体は上記で紹介したものと同じですが、ここではもう少し細かく見ていきます。

1.高さに合わせて地面を掘り下げる

ただ地面を掘り下げるだけでは意味がないため、仕上がりの高さに合わせて掘削していきます。この際、雑草が生えている場合はしっかりと抜いておきましょう。また、地面を平らに整地したり雨水が流れるような勾配を用意したりといった作業も必要です。

2.砕石を敷き詰める

次に基礎砕石を敷き詰めていきますが、ただ敷けばいいというものではありません。もししっかりとした基礎でなければ、ヒビ割れやデコボコの原因につながっています。そのようなことを防ぐためにも、敷き詰めた上で転圧しましょう。転圧機自体は、個人でレンタルできます。

3.型枠とワイヤーの設置

次に型枠とワイヤーを設置します。ワイヤーは必要な大きさに合わせてカットしましょう。

4.生コンクリートを練り合わせる

DIYで一番大変と言えるところが、生コンの練り合わせです。まずは容器にセメントと砂を入れて混ぜていき、水を少しずつ加えながら程よい硬さを目指します。その後に砂利を入れますが、砂利の影響で固くなりすぎることを防ぐためにここでも水を少しずつ入れながら調整していきましょう。

なお、1回に練る量は、使用する容器の半分くらいが丁度いいでしょう。事前に必要な材料を必要な分だけ用意していれば、スムーズに作業できます・

5.コンクリートを敷く

施工箇所周辺の地面の高さに合わせながら、コンクリートを敷いていきます。デコボコさせないためにも、均等にならしましょう。

6.表面を仕上げて乾燥へ

あまりにもツルツルしていると滑ってしまうため、左官コテを使ってザラザラ感を出します。コンクリートが少し乾いた段階で表面をなぞるようにコテを使うことで、ザラザラとした表面となります。

その後、必要な強度となるまで乾かしましょう。雨風対策としてブルーシートを敷いておくのもおすすめです。

誰かと協力しながら舗装してみよう

上記のようにコンクリートの施工は大変であり、その上スピーディーさも求められます。特にコンクリートを敷く作業や表面を仕上げる作業は、固まる前に行わなくてはなりません。このようなことを考えると一人で行うのは大変であるため、家族や友人と協力しながら舗装してみましょう。

コンクリートの暑さ対策、どうすれば?

コンクリートは、日差しが強い夏に入ると快適に過ごしにくくなってしまいます。しかし、いくつかの対策方法があるため、それらを実践してみるのはどうでしょうか。

対策①保水性のあるタイルを使う

コンクリートは水を通さないこともあり、打ち水をしてもなかなか効果が発揮されません。そんな時は保水性のあるタイルを敷いた上で打ち水を行えば、少しずつ水が蒸発して効果が長持ちしやすくなるでしょう。

ただし、タイルを敷く場合は均一な地面でなくてはなりません。コンクリートはデコボコしない舗装とはいえ、経年劣化によってボロボロになってしまっているケースも。そのような場合は、タイルを綺麗に敷けません。

対策②シェードを設置する

庭にシェードを取り付けて、日陰と作る方法もアリです。シェードは数多くの種類があるため、大きさや価格などをチェックした上で検討してみましょう。うまく庭を組み合わせれば、さらにおしゃれな雰囲気を演出できます。また、DIYでも設置できることもあり、自分で組み立ててみたい方にもおすすめです。

対策③カーポートを設置する

駐車場として使っているならば、カーポートを設置してみましょう。日陰のないところに駐車していると、車内があっという間に熱くなってしまいます。カーポートがあれば日差しを遮れる上に雨も防ぐことが可能。

ただし、カーポートの設置にはかなりの費用がかかってしまいます。もしカーポートの設置を検討しているのであれば、お金のこともしっかりと考えた上で決断しましょう。

対策④他の舗装方法にしてみる

夏でも快適な庭を目指したいのであれば、コンクリート以外の方法も検討してみましょう。他の舗装方法として、インターロッキングブロックや砂利などが挙げられます。別の記事でさまざまな庭の舗装方法を紹介しているので、ぜひそちらをチェックしてみてください。

コンクリート以外の舗装方法が知りたい方はこちら

プロが教える!庭の舗装種類と価格相場

業者を選ぶ上でのポイント

庭を舗装してもらうのであれば、業者選びが大切です。そこで最後に、業者を選ぶ上でのポイントについていくつか紹介します。

料金はできる限り相場に近いほうが良い

ついつい安さ重視で選んでしまうかもしれませんが、その選び方はおすすめできません。なぜなら、あまりにも安すぎる業者は悪徳であるかもしれないからです。料金に関しては、できる限り相場に近いほうが良い業者とされています。

実績はきちんと見せてもらおう

料金だけではなく、実績も業者選びで大切なポイント。実績が多い業者であれば、これまでの経験や知識を生かして庭を舗装してくれます。業者によっては、過去の施工例を写真や映像でみせてくれることもあります。

いくつかの業者に見積もってもらう

舗装費用は業者によって異なるため、いくつかの業者に見積もってもらいましょう。そうすることで、どこが良いのか分かりやすくなります。また、見積もってもらう際に担当者の胎動や話し方などもチェックしておきましょう。担当者との相性も、施工してもらう上で大切なことです。

実績を重視するなら大手業者

業者を簡単に分けるならば、大手と地元に分けられます。大手業者の場合、実績・知名度がある上にアフターサービスや保証が手厚いです。そのため、万が一のことが心配な方も大手業者が向いているでしょう。

ただし、地元業者よりも料金がかかってしまうことや担当者から現場への情報伝達が遅いといったデメリットもあります。

料金重視なら地元業者

コストを抑えたいのであれば、大手業者よりも地元業者のほうがおすすめ。大手業者は中間マージンの影響で料金が高くなるため、そのようなことが無い地元業者のほうが安くなります。また、地元のことに詳しい上に情報伝達が早く、急な依頼にも対応してもらいやすいです。

デメリットは、アフターサービスや保証のバラツキがあること。業者によって差があり、全ての地元業者が手厚いわけではありません。

庭をコンクリートで舗装してみよう!

今回は、庭をコンクリートで舗装するメリット・デメリットや費用などについて紹介しました。コンクリートは照り返しがきつく撤去するのが大変という欠点がある反面、手入れが楽でスタイリッシュな庭にしやすいという良さもあります。

もしコンクリートの舗装を検討しているのであれば、この記事を参考にしてもらいながらじっくりと考えてもらえれば幸いです。