エコリフォームの補助金を活用して費用を抑えよう!

環境に優しいリフォームはお金がかかるもので、補助金を利用しようと考えている方もいることでしょう。しかし、実際に利用する際はどのようなことをすればよいのでしょうか。

この記事では、エコリフォームを行う方に対して主な補助制度や補助金を受け取るための方法などについて紹介します。少しでもコストを下げたい方やお得な情報をゲットしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

補助金がもらえるエネリフォームって?

リフォームの内容はさまざまありますが、以下のようなリフォームを行う場合は補助金が受け取れます。

断熱改修や家庭用蓄電設備の導入

高性能な断熱材の仕様や家庭用蓄電設備の導入などのリフォームは、高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業という制度が当てはまります。

こちらの制度は15%以上の省エネ効果が見込まれる断熱材や窓の改修に対して補助されるもので、戸建住宅120万円/戸・集合住宅15万円/戸が上限。ただし、戸建住宅で窓のみを改修する場合は40万円/戸となります。

家庭用蓄電システムや家庭用蓄電設備の導入に関しては、上記の内容と金額が異なります。家庭用蓄電システムは、2万円/kwhもしくは20万円のいずれか低い金額。家庭用蓄電設備は5万円/台が上限です。なお、補助率は補助対象経費の3分の1以内であり、これは上記の改修も当てはまります。

次世代建材の使用

短い期間で施工できる高断熱パネルのような建材を用いる場合は、次世代省エネ建材支援事業が使えます。

補助金の上限金額は、戸建住宅200万円/戸・集合住宅125万円/戸。最低改修率はありませんが、必須製品である断熱パネルもしくは潜熱蓄熱建材のどちらかを使わなければなりません。断熱材や窓などの改修も次世代省エネ建材支援事業の対象となりますが、必須製品との同時導入が条件です。

エネファームの導入

エネファームとは、ガスに含まれる水素と空気中の酸素で発電して、同時にお湯も作ってくれる設備のこと。Panasonicやアイシン精機などから販売されており、給湯器の買い替えとしてエネファームを考えている方もいるかもしれません。ちなみに、設置する利点に関しては以下の動画で分かりやすく紹介されています。

もしエネファームの導入するのであれば、エネファーム設置補助金を利用しましょう。こちらの制度は定額補助と追加補助に分かれており、定額補助の場合は最大4万円です。追加補助はLPガスやマンション設置といった条件をクリアした場合にもらえるもので、定額補助にプラス3万円追加されます。

注意点としては、定額補助は燃料電池のタイプによって定額補助額が変動することが挙げられます。固体酸化物形燃料電池(SOFC)の場合は1〜4万円ですが、固体高分子形燃料電池(PEFC)の場合は定額補助が受け取れません。

エネルギー収支の0を目指すリフォーム

エネルギー収支が0になるようなリフォームをしたい場合は、ZEH補助金をチェックしてみましょう。ZEHとはNet Zero Energy Houseの略であり、省エネ性能が高い家を目指すリフォームに対して補助してくれます。

一見すると環境に良さそうなリフォームに思えるかもしれませんが、いくつかの問題点があります。具体的には、高機能な設備であるがゆえにメンテナンスのコストがかかったり、外観デザインや間取りに制限が出てしまったりなど。これらのことを踏まえて、ZEH住宅を目指すかどうか考えてみましょう。

補助額に関しては、メニューごとで異なります。ZEHは定額60万円/戸でZEH+は定額105万円/戸、ZEH+Rの場合は定額115万円/戸です。また、もう1つの最新的再エネ熱等導入支援事業は最大90万円で、ZEHとZEH+の併用が可能。少し複雑な制度ですが、ゼロエネルギー住宅を目指す方にはぴったりです。

自治体が行う補助制度もアリ

エコリフォームに対する補助制度は、地方自治体が行っていることもあります。今回は、その中から3つの自治体が設けている制度について紹介します。

長野県の場合

長野県では、環境配慮型住宅普及促進事業という制度を設けています。これは環境に配慮した木造住宅の普及や地域の住宅産業活性化などを目指して行われているものであり、リフォームタイプと新築タイプに分かれています。

リフォームタイプは、工事費の20%まで最大50万円助成してくれます。工事は省エネ化だけではなく、バリアフリー化や自然エネルギー設備の導入なども対象。ただし、県が実施する事業や他の国庫補助事業との併用はできません。

また、リフォーム内容の条件として「浴室と脱衣所」か「寝室」を対象とする必要があります。工事内容や助成単価も異なるため、詳しくは長野県の公式サイトをチェックしてみてください。

長野県公式サイト

北海道札幌市の場合

札幌市では、札幌市住宅エコリフォーム補助制度を行っています。浴室の改良や窓の断熱改修などを対象工事としており、中には手すりの設置や玄関前スロープの設置といったバリアフリーに関するリフォームも含まれています。

補助金額は工事内容ごとで異なりますが、総工事費(税抜)の10%(1,000円未満は切り捨て)か50万円/戸のどちらか少ないほうが限度額です。また、申請総額が予定額に達した場合は抽選となるため、申請する際はそのことにも注意しましょう。

札幌市公式サイト

山梨県山梨市の場合

山梨市の場合は、環境保全やエネルギーの安定供給を目指して自然エネルギー・省エネルギー設備補助金という制度を設けています。こちらは「住宅用地中熱利用システム」「住宅用太陽熱高度利用システム」「住宅用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)」「住宅用蓄電池システム」の4種類に分かれており、それぞれ内容が異なります。

ただし、補助額に関しては全て対象経費の10分の1で、5万円を限度額としています。申請書は公式サイトからダウンロードできるため、利用したい方は以下のリンクをクリックしてみてください。

山梨市公式サイト

補助金を受け取るための方法は?

ここまで主な補助制度について紹介してきましたが、どのようにして補助金を受け取れば良いのか知りたい方も多いことでしょう。そこで、この項目では補助金を受け取るための方法や注意点などについて紹介します。

受け取るタイミングはリフォーム後

補助金は申請してすぐ受け取れるものではなく、基本的にリフォーム後となります。ですので、予算自体はきちんと自分たちで用意しておきましょう。

制度によって申請方法や条件が異なる

申請方法や補助金を受け取るための条件は、各制度によって異なります。専用の書類が必要だったり細かな条件をクリアしなければならなかったりなどがあるため、補助額だけではなく申請方法や条件も見ておきましょう。

申請する際はスケジュールが重要!

申請はいつでもOKというわけではなく、制度ごとのスケジュール次第です。応募期間が決められている制度もあるため、タイミングが悪いと申請自体できません。補助金を受け取るためにも、どのようなスケジュールで進められているのかといったこともチェックしておきましょう。

理想的なエコリフォームを目指すために

仮に補助金を受け取れたとしても、リフォーム結果がイマイチであれば後悔してしまうかもしれません。そのようなことを防ぐためにも、最後に理想的なエコリフォームを目指す上で気をつけて欲しいことを紹介します。

なぜリフォームするのかをハッキリさせておく

いきなりですが、そもそもあなたはなぜリフォームをしたいのでしょうか。リフォームは費用がかかるものであり、簡単にできるものではありません。だからこそ、「なぜリフォームをするのか?」という問いに対してハッキリとした答えを持っておかなければなりません。

もし曖昧なままリフォームしてしまえば、工事後に「やっぱり以前のほうが使いやすくて良かった…」と後悔してしまう恐れがあります。納得できるリフォームを目指すためにも、改めて考えてみましょう。

いくつもの事例を見てイメージを膨らます

エコリフォームといっても、具体的にどのようなことをすればいいのか分からない方もいることでしょう。もしそうであれば、いくつもの事例を見てみるのがおすすめ。複数の事例を見ることで、どのようなリフォームなのかイメージしやすくなります。

業者を探す際は直接話し合って見積もりを

リフォーム業者は数多くあるため、どこが良いのか迷ってしまうかもしれません。ついついネットだけで決めてしまうかもしれませんが、信頼できる業者を見つけるためには直接話し合うことをおすすめします。実際に話してみることで、ネットには掲載されていないような情報を教えてくれるかもしれません。

また、複数の業者に見積もってもらうことも忘れずに行いましょう。そうすることで、料金の差を比較できます。もしその中で安すぎる業者や高すぎる業者を見つけたのであれば、一旦考え直してみましょう。そのようなケースは、悪徳業者である可能性があります。

近所への挨拶は忘れずに

リフォーム内容によっては、近隣住民の迷惑になってしまうことも。特に作業関係車の移動や騒音は、よくあるトラブルと言えます。そのようなトラブルを回避するためにも、事前に近所への挨拶を行っておきましょう。

なお、近所への挨拶回りはリフォーム業者も行いますが、当事者がいないと挨拶を快く思わないかもしれません。ですので、業者だけに任せるのではなく、あなたも挨拶回りを行いましょう。

補助金で環境に優しいエコリフォームを

今回は、エコリフォームにおける補助制度や補助金を受け取る方法などについて紹介しました。環境やエネルギーのことを考えてエコリフォームを考えている方は多いと思いますが、どうしても費用がかかってしまいます。だからこそ、補助制度を活用して理想的なリフォームを目指しましょう。