屋根裏のリフォームで収納を増やそう!費用やポイントを解説!

自宅の収納スペースに物足りなさを感じている人は、屋根裏のリフォームを検討してみましょう。

屋根裏のスペースを活用することで新たな収納スペースを増やすことができ、他にもさまざまなメリットがあります。

しかし、屋根裏リフォームにはどのくらいのお金がかかるのか、失敗するのではないか不安を感じる人もいるでしょう。

そこで、こちらでは屋根裏リフォームで収納を増やすための費用やポイントについて解説します。

リフォームで屋根裏に収納スペースを設置することについて

屋根裏にリフォームで収納スペースを設置するとはどういうことなのか、基本的な点を解説します。

屋根裏のデッドスペースを活用して収納空間をつくること

基本的にどの家も屋根裏はデッドスペースとなっています。そこで、何も役に立っていない無駄なスペースを収納空間にするために屋根裏のリフォームをするのです。屋根裏の空間であっても、リフォームによって立派な収納スペースにすることはできます。実際に多くの家でこのようなリフォームが行われているのです。

普段あまり使わないものを収納しておくのに便利

大切なものだけれども、普段はあまり使わない類のものはたくさんあります。たとえば、スキー板のように特定の季節でしか使わないものや、喪服などのようにたまにしか着ないものなどです。そういったものを収納しておくのに屋根裏のスペースは便利です。普段使わないものを屋根裏に収納しておくことで、1階や2階の居室はスペースに余裕が出てくるため、その場所を有効活用できます。

趣味の部屋としても活用できる

屋根裏は単に収納スペースとして活用できるだけではなく、趣味の空間にすることもできます。たとえば、机と椅子を設置して勉強や仕事をするための空間にするという例があります。本棚を設置して書斎にするというパターンも可能です。他には、趣味のものを設置して、大人の秘密基地のように活用する方法もあります。ただし、あまり重たいものを置くことはできず、長時間そこにいることを前提とした使用は難しいため注意しましょう。

荷物の出し入れが面倒

屋根裏スペースのデメリットとして荷物の出し入れが面倒という点があります。はしごや折りたたみ式の階段を設置して上がるというケースが多いです。そのため、荷物をスムーズに運ぶことは難しくなります。大きな物だと複数人で協力しないと運べません。この点を考慮して、どんな荷物を屋根裏に置いておくのか考える必要があります。

屋根裏収納のリフォームの工事内容

実際に屋根裏収納のリフォームをするとなるとどのような工事内容があるのか紹介します。

固定はしご・階段を設置する

屋根裏に上がるために固定はしごを設置します。はしごには取り外しできるタイプと天井に収納し使用時には下ろすことができるタイプがあります。ただし、はしごだと重いものを運ぶことは難しくなります。また、バランスを崩しやすく不安定になり落下しやすいというリスクもあります。傾斜も急になりやすいため注意しましょう。

固定はしごではなく固定階段を設置するという選択肢もあります。この場合は安定性があるため、重いものもしっかりと運べます。ただし、階段を設置するスペースが必要なため、階下のスペースが狭くなります。また、はしごよりも費用がかかります。

換気扇を設置する

屋根裏は直射日光の影響を強く受ける空間であり、日中は特に温度が上がりやすいです。また、換気しないと湿気が溜まりやすい場所でもあります。そのため、屋根裏のスペースを活用するときに換気扇が必要です。換気扇を設置することで適度な湿度を保つことができ、空気をキレイにできます。害虫の発生を抑えることができ、大切なものを安心して収納できます。

照明を設置する

屋根裏には窓がなくそのままだととても暗いです。そのため、照明器具を設置する必要があります。屋根裏に電気配線を通して、照明器具を取り付ける工事をすればよいです。

照明器具にはいろいろな種類があります。シーリングライトやペンダントライト、ダウンライトなどです。基本的には屋根裏全体をしっかりと照らせるものであれば、どのタイプでも構わないでしょう。屋根裏に暗い部分が生じるとトラブルのリスクが高まるため注意してください。

断熱工事をする

断熱工事は必須のものではないのですが、屋根裏は高温になりやすいため、快適な空間にするためにはぜひ検討しましょう。屋根裏の断熱リフォームをすることで真夏でもそれほど室温が上がらなくなります。具体的には、床や壁面、裏面などに断熱材を施工します。さらに、屋根に断熱塗料を用いることでも屋根裏の断熱性を高められます。

フローリングに張り替える

屋根裏はそのままだと合板であり、居室としては使いづらいです。床をフローリングにすれば、居心地の良い場所になります。フローリングであれば、階下に物音が伝わりにくくなるというメリットがあります。

壁紙を張り替える

収納だけではなく趣味の空間などで活用するならば、壁紙を張り替えるとよいです。そうすれば、居室と同じような居心地の良い空間にすることができます。おしゃれな壁紙を張れば、屋根裏の雰囲気が大きく変わり、お気に入りの場所となるでしょう。また、壁紙の中には断熱性を高めるものや湿気を吸収するものなどがあります。機能性の高いものを選ぶと、屋根裏がより快適な場所になります。

屋根裏収納のリフォームの工事費用

屋根裏収納リフォームをするときの工事費用がどのくらいかかるのか目安を紹介します。

最低限の工事の場合は30万円程度

屋根裏に収納を設置するための工事に最低限必要なものは、固定はしごと照明、換気扇です。これらの工事費用は6畳ほどのスペースの場合で30万円程度とされています。

ただし、屋根裏のスペースが広くなるほど工事費用が高くなるため注意しましょう。また、最低限の工事だけでは、実際に屋根裏を活用したときに快適さが損なわれるケースがあります。本当に最低限の工事で十分なのか考えることが大切です。

固定はしごを階段にしたり、高機能な換気扇を設置したりするケースでも費用は高くなります。

断熱工事も行う場合の費用は50万円程度

最低限工事にプラスして断熱工事をする場合には、50万円程度かかります。断熱工事を屋根裏にする場合の費用は15万円から30万円程度が相場です。ただし、すでに断熱材があり、それを取り除いて新しいものに交換するケースと、重ねて敷くケースがあります。既存の断熱材を取り除く方が費用は高くなります。

断熱材にはグレードの違いがあり、高いグレードのものを用いる場合には費用が上がります。高いグレードだと断熱効果は高いです。たとえば、グラスウールの断熱材は高性能で高価なものです。発泡プラスチック系の断熱材は安価です。

フローリングの張り替えは10万円程度

屋根裏の床をフローリングに張り替える場合の費用は10万円程度です。フローリングの張り替えのための費用は1畳あたり2万円程度と考えてください。

壁紙の張替えは1万~4万円程度

屋根裏の壁紙を張り替えるための費用は1万から4万円程度です。断熱性や吸湿性のある高級な壁紙を使う場合には費用が高くなります。ビニールクロスやレーヨンの織物クロスなどは比較的安価です。シルクやサテンのクロスや紙クロスは費用が高くなります。

屋根裏収納のリフォームをするときの注意点

屋根裏に収納スペースを設置するリフォームを行うときの注意点を説明します。

相見積りをするべき

同じ内容の工事でも業者ごとに費用は大きく異なります。その業者のノウハウや技術力などに影響されるからです。下請けに工事を丸投げするような業者だと中間マージンが発生するため費用は高額になります。事前に相見積りで複数の業者から見積りをもらっておくと、工事費用の相場に近い業者を見つけられます。あまりにも費用が安すぎるのは怪しいため、相場に近い価格を提示する業者を利用するとよいです。

安全への配慮を意識する

屋根裏は高所に位置するため安全対策は欠かせません。特に小さい子供や高齢者が利用することを想定するならば、安全に十分配慮しましょう。たとえば、開口部に手すりを設置することで、万が一の転落のリスクを下げられます。はしごを選ぶときには、滑り止めがついて安全性の高いものを選ぶとよいです。その他にもできる限りの安全対策を施すことで、安心して屋根裏を収納スペースとして活用できます。

使用目的を考えておく

屋根裏をリフォームするときには使用目的を事前に考えることが大切です。収納スペースとしてだけ利用するのか、それとも子供部屋や趣味の部屋、リラックスできる空間にするなどいろいろな目的があります。使用目的によってリフォームの工事内容や費用が変わってくるため、まず最初に考えるべき点です。リフォームをした後の生活のことを考えて、家族にとって最適な選択をしましょう。

固定資産税に注意する

屋根裏をリフォームするときには固定資産税に注意してください。リフォームをした結果、屋根裏のスペースが固定資産税の対象となることがあります。毎年収める税額が上がってしまうことがあるのです。

固定資産税の計算は床面積に基づいて行います。そのため、屋根裏をリフォームした結果、その部分が自宅の床面積に含まれるケースがあるのです。

屋根裏として認められる条件は、天井の高さが最も高い部分が1.4m以下であり、床面積が直下の階の2分の1以下であることです。さらに、それぞれの自治体で独自に定めた条件を満たすと小屋裏として認められ、延床面積には算入されません。また、あくまでも屋根裏は収納スペースとしての活用が前提であり、居室にしてしまうと屋根裏ではなくなり固定資産税の計算に含まれます。

また、自治体によっては固定階段を設置すると屋根裏が居室とみなされることもあります。自治体のルールについて事前に問い合わせてみましょう。

まとめ

屋根裏をリフォームすることで収納スペースとして活用できます。趣味の部屋など別の目的として利用することも可能です。ただし、リフォームのためにはいろいろな工事が発生して、数十万円程度の費用がかかります。屋根裏のリフォームをするときには、いろいろなことを考えておきましょう。